結婚式の新郎のスピーチを謝辞として行う場合の話し方
たいていは新郎一人でのスピーチとなりますが、ふたりで感謝の辞を述べたい気持ちが強い場合は、新婦もあわせて挨拶することもあります。
結婚式のウェルカムスピーチについては別の項で詳しく触れますので、ここでは終盤の謝辞についてご紹介します。
謝辞は門出のあいさつであり、締めの言葉となります。しっかりとした、美しい結婚式のスピーチになるよう、流れなどをしっかり確認し、練習をしておきましょう。
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新郎による謝辞の流れ
披露宴も終盤になりますと、酔った方も増えてきて、場もくだけた感じになりますが、やはりきちんと定型にそったものにした方が無難と言えます。
だらだらとした印象を与えなくて済みますので、ここはしっかり気を引き締めて臨みましょう。
1)まずは、集まって下さった皆様にきちんと感謝とお礼を述べます
2)これから始まる新しい生活に対する決意や抱負の言葉を述べましょう
3)今後のご指導やご支援、そしてこれからの長いおつき合いをみなさまに対してお願いしてください
以上の流れを踏まえて、堂々としたスピーチをするようにしましょう。
謝辞の例文
本日は皆様、私どものためにお集まりいただき、本当にありがとうございました。
皆様からいただきました温かい励ましや、諸先輩方のご指導のお言葉を胸に、今日から二人で力を合わせ、今まで育ててくれた両親にも安心してもらえるような幸せな家庭を築いていきたいと思います。
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まだまだ至らぬ私たちですが、皆様どうか末永くお付き合いくださいますようお願いいたします。本日はまことにありがとうございました。
新婦も別に謝辞を伝えたい場合
新婦も自分の言葉で謝辞を伝えたい場合は新婦、新郎の順番で挨拶するといいでしょう。
ただし、事前によく二人で話し合い、内容がかぶらないように注意してください。また、門出の挨拶ですから、新郎と同じく笑顔で、しっかり、ゆっくり、大きな声で伝えるようにしましょう。
謝辞については、新郎からではなく「両家の親族代表の謝辞」ということもあります。
式の流れについては、ご両家の意向もあるでしょうから、あらかじめよく話し合っておきましょう。
結婚式は二人のものであると同時に両家の結びつきを皆様にお伝えする場でもあることを心にとめて、二人のこれからにつながる素晴らしい結婚式になるよう配慮が必要です。
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